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2023.05.15 不動産情報コーナー

東京・大阪・愛知を中心に沢山ある”生産緑地”・・・って何?

東京・大阪・愛知を中心に沢山ある”生産緑地”・・・って何?

中平分譲地のご紹介です

今回ご紹介する中平分譲地、以前はどのような用途に使われていたのでしょうか?

 

答えは“生産緑地”です。

昨年から耳にする機会が増えてきているこの”生産緑地”。一体生産緑地とはどのようなものでしょう?

 

生産緑地について

 

生産緑地とは…

1992年改正の生産緑地法によって制定された農地のことで、また市街化区域内の農地のうち、生産緑地法で指定された土地のことを指します。

 

具体的には、下記(抜粋)の生産緑地法第3条第1項に記載されています。

 

生産緑地法第3条1項 以下抜粋

1.公害又は災害の防止、農林漁業と調和した都市環境の保全等良好な生活環境の確保に相当の効用があり、かつ、公共施設等の敷地の用に供する土地として適しているものであること。

2.五百平方メートル以上の規模の区域であること。

3.用排水その他の状況を勘案して農林漁業の継続が可能な条件を備えていると認められるものであること。

 

としています。また名古屋市では生産緑地法第3条1項を元に独自で以下のように制定しています。(以下名古屋市HPから抜粋)

 市街化区域内にある300平方メートル以上(注1)の良好に耕作されている農地のうち、生産緑地法の指定要件、市の指定基準に

 

該当するものについて、指定希望の方からの申出を受けて、土地所有者等の同意を得た上で、都市計画の手続きを経て指定しています。拠点市街地及び駅そば市街地(注2)内の農地についても防災協力農地(注3)の登録を条件に指定することが可能です。

指定を受けた農地は標識が設置され、農地所有者は農地を適正に管理することが義務づけられます。

(注1) 生産緑地法の要件は500平方メートル以上ですが、本市では条例により面積要件を300平方メートル以上に引き下げています。

(注2) 拠点市街地及び駅そば市街地とは名古屋市都市計画マスタープラン2030(令和2年6月策定)による、概ね鉄道駅等から800メートル、基幹バス路線等から500メートルの区域。

(注3) 防災協力農地についてはこちらをご覧ください。

 

H31年 国土交通省の調査では12,496.8ヘクタールの農地が生産緑地として指定されており、そのほとんどは特に東京都、大阪府、愛知県とその近郊の3県に集中しています。ですが、地方のエリアではほとんど生産緑地指定がなされていません

 

なぜ生産緑地がある(制定された)のか

 

市街地の緑地の急速な宅地化を防ぐために設けられたのが”生産緑地”制度です。農地を次々に宅地化してしまうことによる、環境の悪化や農業の衰退を防ぐのが目的とされています。

農地が急速に宅地化された1970年代には住環境だけでなく、土地の保水機能や地盤保持が低下したことによってさまざまな

 

災害が引き起こされ、社会問題にもなりました。

そのような背景から、1972年に生産緑地法が制定され、1992年には生産緑地制度が制定されました。

生産緑地に指定されると、30年間は農地や緑地として維持することが義務づけられる代わりに、税金面などで大幅な優遇を受けることができます。

そのため、「税金を抑えるために農地のままにしておこう」と考えて生産緑地の指定を受ける人が増え、宅地化を抑えるために定められたという側面もあるようです。

 

  • 固定資産税の減税措置を受けられる
  • 相続税の納税猶予を申請できる
  • 30年の営農義務が課される

 

 

今回ご紹介する天白区中平二丁目の分譲地も生産緑地として指定されていた場所になります。

今回ご紹介する天白区中平二丁目の分譲地も生産緑地として指定されていた場所になります。

こちらの分譲地、徒歩圏内にはスーパーやコンビニがあり、チェーン店や個人経営の飲食店も多数ございます。また最寄りの鶴舞線『平針駅』まで徒歩16分程度でアクセスでき、近くに国道302号線や名古屋環状二号線の鳴海インターチェンジ・植田インターチェンジも近く、お車で遠くに行かれる際に便利な立地になります。学区は平針小学区(徒歩6分程度)・平針中学区(徒歩3分程度)になり、公園や幼稚園・保育園が徒歩圏内に多数ある為子育て世代にもうれしい住環境になります。間口は約6.7mありますので、車種やプラン次第ですが並列2台の駐車が可能です。また前面道路は北側区画が約6.5m、南側区画が約8mとしっかり幅員を確保されており、住宅街という環境に加え南側道路は特に一方通行の為、車通りも少なく、落ち着いた生活が確保できます。

当物件は元々生産緑地であった土地を造成し分譲している経緯から、地目が畑になっております。弊社から所有者を変更する場合、事前に区役所へ書類をもって届出なければなりません。その際必要となる書類作成等、弊社で無料でお手伝いさせて頂きますのでご安心ください。

当物件は生産緑地を分譲している経緯から

 

、地目が畑になっております。居宅を建築する際には役所に書類を提出し、地目を宅地に変更(農地転用)をしなくてはなりません。この地目の変更も書類作成等、弊社で無料でお手伝いさせて頂きますのでご安心ください。

 

当物件で何かご不明点やご質問等がありましたらお気軽にご相談ください。

また随時現地のご案内も承っております。

 

ワンダーランドは日進市を中心に天白区や緑区・名東区・東郷町等様々なエリアの物件を多数取り揃えております。気軽なお問い合わせやご来店心よりお待ちしております。

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