家が売れない!試してみるべき6つの方法
売却計画が進まないと、資金計画が狂ったり住み替えがうまくいかなかったりなどのトラブルが発生します。売れない家にストレスを感じたら、売れない理由を検証しましょう。本記事では、家が売れない理由や、売るためにすべき工夫を紹介します。
「売却の手続きを始めたものの、買い手が全く現れない……」と悩む人は少なくありません。家が売れない状態が長く続くと、不安やストレスに繋がってしまいます。まずは売れない原因を突き止め、具体的な対策を練りましょう。
本記事では、家が売れないときにありがちな理由や、スムーズに売却までこぎつけるために試してみたい対策を紹介します。家が売れずに悩んでいる方は、ぜひ実行してください。
INDEX
家がなかなか売れない理由
なかなか家が売れない場合、販売方法や物件そのもの、不動産会社などに何らかの原因があるかもしれません。家が売れない理由について、細かくみていきましょう。
1. 家の魅力を伝えきれていない
家を購入したい人は、ホームページや物件情報を見て、好みの家をチェックします。このときに家の雰囲気や印象が悪いと、目に留めてもらえなくなります。
お見合いやマッチングアプリでも、とくに力を入れるべきは写真とプロフィールといわれます。家の第一印象が悪ければ、どれほど魅力的なアピールポイントがあったとしても目に留めてもらいにくくなるのです。
2. エリア・物件の人気がない
物件には人気のエリア・流行りのスタイルがあります。公共交通機関や生活利便施設へのアクセスが悪かったり、特殊な形状だったりする場合、購入を希望する人はなかなか現われないでしょう。
公共交通機関へのアクセスが悪くても、街並みの雰囲気が良かったり人気の学区だったりという理由で人気の高いエリアもある為、売出しをする際はそういった利点をアピールしていくことが大切です。
3. 不動産会社の問題
不動産会社のパワー・その土地での影響力、信頼性が家の売れ行きに影響を及ぼす可能性があります。例えば不動産会社のホームページの閲覧者が少なければ、物件を掲載してもらっても宣伝効果はありません。家を買いたい人がいても、マッチングは困難です。
また不動産会社に問題はなくても、担当者に問題があるケースも少なくありません。家の売却では、1人の担当者が付いて二人三脚で売却に望むのが一般的です。しかし、担当者が他の案件につきっきりだったり、そもそも営業力が弱かったりすれば、家の買い手を探すのは難しいでしょう。
内覧を増やすための2つの方法
家を売る場合、内覧から売買契約へと進みます。すなわちスムーズに家を売りたいのであれば、内覧希望者を増やす工夫が必要です。
内覧を増やしたいときに試したい、2つの方法を紹介します。
1. 掲載写真を変えてもらう
まずは現在不動産会社のサイトに掲載されている写真をチェックしてみてください。暗かったりぼやけていたりする場合、不動産会社に変更を求めましょう。
写真が暗いと、家の雰囲気まで暗く見えてしまいます。家を探している人は些細なことでも気にしがちなので、写真はできるだけ家がきれいに見えるものを選ぶべきです。
不動産会社に良い写真がない場合は、撮り直しを求めても構いません。よく晴れた明るい日に撮影すれば、ぐっと見栄えの良い写真が撮れるでしょう。
2. 紹介文を変えてもらう
担当者の販促文句が適切でない可能性もあります。ホームページ上で、売却中の家がどのように紹介されているのかを確認しましょう。素っ気なさや情報の不足を感じる場合は、紹介情報の改善を依頼します。
また、併せて他の物件と自宅の売却金額とを比較してみてください。不動産会社のサイトには、さまざまな物件が登録されます。タイミングによっては、同じ条件あるいはもっと好条件の家が販売されているケースもあるでしょう。
これでは、家を探している人を呼び寄せるのは難しくなります。妥協できる範囲まで価格を見直し、販売価格を下げて記載してもらうのも一つの手です。
内覧から売買契約につなげるための2つの方法
内覧に来る人はいるものの売買契約には結び付かない場合は、家の中や来客への対応に問題があるケースがあります。
内覧から売却につなげるため、試すべき方法をみていきましょう。
1. 掃除・整理整頓を徹底する
暮らしている以上生活感があるのはやむを得ません。しかし、掃除を徹底したり、不要な物をしまったりするなどの配慮は必要です。
また、臭いや空気も家の印象に直結します。なるべく小まめに換気を行い、生活臭を発生させないように注意してください。
2. 応対を不動産会社に一任する
売り手の中には、内覧希望者に良い印象を与えようと張り切り過ぎてしまう人がいます。「面倒くさそうな人だな」などと思われると、買い手は尻込みしてしまうでしょう。
内覧希望があった場合、対応は全て不動産会社に一任させます。事務的にやり取りをしてもらった方が、買い手も気兼ねなく家中をチェックできます。客観的な目で物件を見やすくなり、売買契約に結び付く可能性が高まるでしょう。
不動産会社に問題がある場合の2つの方法
不動産会社の対応に問題がある場合は、専任媒介契約を結ぶ、もしくは不動産会社を変更するという方法があります。それぞれ具体的にみていきましょう。
1. 専任媒介契約を結ぶ
3種類ある媒介契約のうち、不動産会社が最も力を入れるのは専任媒介契約です。この契約を結ぶと、売り手は一つの不動産会社としか仲介できません。不動産会社は確実に手数料を得られるため、他の契約形態よりも優先順位を上げてくれるのです。
また、専任媒介契約では、販売活動の進捗報告が義務付けられています。売り手にとっては、不動産会社の行なった販促を定期的に確認できる点もメリットです。
媒介契約の種類はこちら▼
2. 不動産会社を変更する
担当者との相性が合わない・不動産会社が頼りないなどと感じた場合は、不動産会社の変更を検討しましょう。
特にエリアや物件そのものに何らかの課題がある場合、地域を知り尽くしている地元密着型の不動産会社が安心です。不動産会社は大手だからと安易に選ばず、実績を確認しましょう。
【まとめ】家が売れないときに試すべき方法を理解しよう
家が売れないときは、販売方法や家そのものあるいは不動産会社に問題があるケースがほとんどです。まずは自分の家がなぜ売れないのかを理解し、対策を練りましょう。
内覧にさえ人が来てくれないのであれば、宣伝の方法が悪い・アピール不足・マーケットとの整合性が取れていない・価格が高い、などが考えられます。また、内覧に来ても売買契約に結び付かない場合は、家の様子や売り主の態度に問題があるのかもしれません。
また何をやっても売れない場合は、不動産会社の変更も視野に入れてください。「買いたい」という人が現れるまで、あらゆる手段を尽くしましょう。
この記事が少しでも、皆様の売却活動のお役に立ちましたら幸いです。
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